2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧
うーんやっぱりミュージカルを作るのって難しいんだね。すごくたくさんのそれこそ「才能」が結集しないと傑作はなかなか出来ないんだろうな。 アッキーが茶目っ気のある悪魔アムドゥスキアスなのが面白かったし高音が綺麗で圧倒的歌唱だったのと、畠中さんが…
なんか今日、重く沁みちゃったんだよな。 空気とか狂気とか。 ミズヲとヒメ女のあどけなさも。 ふたりのシーンのピアノ曲が切なく美しかった。優しい雨音のような。花咲く丘に吹き渡る風のような。 どうにもこうにもあっちゃんタマキには強く惹かれてしまう…
戯曲に惹かれて以来いつか上演を観たいと思っていたし、新劇系7劇団による「新劇交流プロジェクト」って企画がアツいよね。俳優座劇場の廊下にある先人たち(少し後の時代の方々だね)の肖像も今日は思わず立ち止まって眺めてしまったよ。 演劇と思想/政治/…
どうしたって頭ん中に♪ちょは〜っかいは いない〜けぇどって鳴っちゃうよなーとか思いながらゆるゆると『猪八戒』…と言うかむしろけんけんの悟空を観るつもりで行ったけど、おっとその前に『菅原伝授手習鑑』だ。この「車引」がなんか予想外に面白くて!荒事…
2回観終わって反芻して、ジワジワと「あ、このホン面白いな」と思っている。 鎮魂の鐘。その音色に魅せられる幼き女王。 「化けて出てこーい!」で鐘の上に和装で現れた姿はとても美しく神々しかった。あんなにあどけなくはしゃいでたヒメ女が…って、このラ…
6/8 初日観劇。 スペクタクルリーディングと銘打ち朗読劇+映像+音楽+衣装で観せるつもりだったところ、成河さんの焚き付けによって?結局ほとんど本を手離しての芝居になったという。開けてみたら"ト書きも読む芝居"でしたねw ワハハなんだこりゃ昼ドラテイ…
登戸研究所の話、731部隊の話は劇チョコ『遺産』が強烈だったし、あの時も彼らは決してマッドサイエンティストなどではなく…という言及はされていたし、女性タイピストの視点とか後世に取材する記者の視点とかってまぁよくある語り方だよね…みたいな、わりと…
99年蜷川さん野田さんの競演が"事件"とされた作品だそうで、この度は杉原邦生さん演出により、NINAGAWA MEMORIALと銘打ちコクーンにて。 ん〜野田戯曲やね。言葉遊び的なものも入った台詞たちのリズム感…正直わたしはこれ好きなのかどうかわからないな。もっ…
6/4に観劇。 ひぇー容赦なかった。グッサグサやられた。ダークファンタジー?怖い童話?半端ないエグさブラックさに呆然。 秋山菜津子さんのクレールが圧巻。 ♪こーろされたーって死なないわっ 頭グルグルしてる…しかも長調になり短調になり延々脳内ループ… …
あぁ、真壁は死んだんだ。 自分がドミノだったと悟って打ちひしがれ「死にたい」と望んだ。 そうだよね、あの状況、もう消えて無くなりたいよね。 「備えて」「どうか間違わないように」 冒頭のモノローグ(観客への語り掛け)を聴いてたら、真壁は澤村さんが…