J’aime le théâtre♡

観劇日記。

くちびるの会『猛獣のくちづけ』

おろシェで観た人たちがペヤングペヤング言ってて気になってたんだよなー。今回はその時からだいぶ加筆されたらしいけど。

 

孤独とか承認欲求とか生産性の無さとか言ってたけど…

こんなに苦しい思いをしてまで人間でいつづけることに意味があるのか、って。嗚呼…

 

ワニになっちゃってなーんも気にならなくてラクそうな人たち…思考停止だよね。でもそれがラクだってのもめっちゃわかる。救われたっていう見方も。

 

中島みゆき「ファイト」が聴きたくなる精神状態ってめっちゃわかる気がするよー。

 

人には物語が必要だよねっていうことかな。

壮大な宇宙のことなんか所詮わからないけど、小さな及第点見つけて、意味なんて勘違い上等で、生きてく。

 

山本タカさん、人間へのまなざしが優しい人なんだな。

この作品は人間賛歌だって言ってた。

 

アフトに玲央さん。おろシェが6年前だなんて驚愕😅

最近の玲央さん綺麗だな。

演劇への、劇場に集うことへの熱い想いを聴けて嬉しかった。

OFF・OFFシアターの濃密さ、確かに良かった。

 

近所のカフェえくぷりのコーヒーチケット付なのも嬉しい。芝居の後に美味しいおやつとお喋り…こんな時間に人生の素敵が詰まってるよね。

 

ワニ、荒々しいのは海外に売られて革にされて、大人しいのは熱川バナナワニ園に行くって…相川さんがタカヒロ革にされちゃう心配してる傍で小須田くんが「熱川…」って項垂れてたのなんかツボっちゃったw

 

あ、くちびるの会のサイトに

「世知辛い世の中を、生活者な視点で見つめ、思考の飛躍と現実の曲解で以って、なんとか生きやすくするために、作品を創作。」

って書いてあった。

 

現実の曲解かぁ面白い!

物語があるから生きていける。

物語にすることで、面白く生きられる。

 

そうだ、懐かしい『みみばしる』のチラシコピーに「人生なんて全部勘違い」みたいなのあったねそう言えば😳