はぁ〜💜楽しかった素敵だった✨
闇堕ち藍隈義輝からの、ラスト宗近と義輝の静かな立廻り素晴らしかったな!松也宗近の葛藤とけんけん義輝の深い想いがものすごく見えて😭
義輝最期はなんと碇知盛みたいで!
(そう言えば冒頭では小鍛冶も観れたね)
しかしな…歴史を変えないことってな…
"真の歴史"って何だろうな…
考えてみたら、我々幼少の頃から創作物の中で、歴史改変を悪だと刷り込まれてるよねぇ。
わ!けんけんが筋書で「歴史を変えないために戦うことの是非は色々な意見がある中で…」とか言ってくれてる!
歌舞伎は勧善懲悪だけど今回は現代の感覚として悪役に共感できるのが大事なところ、とも。流石だなぁけんけん。
あ、刀ミュでここらへんの問題に触れたことがあったの?
筋書、まるるの歌舞伎解説的視点とワードチョイスが見事に分かりやすくて勉強になる。「歌舞伎にはとても多彩なフォーマットがありますから…」とか「赤姫というジャンルがありますというプレゼン」とか。
あと、なるほど"ニン"ね。「(歌舞伎は)キャラクターの先に役者が見えてくるのを楽しむことを前提に作られている」ってそっかー!これってその後現在に至るまで日本の演劇(てか客の姿勢・観方)に影響しているかもしれないよね。
松永親子のシーンは義太夫なのも良かったし、鷹之資くんがその前の宗近とのシーンから続けて良い芝居をしてたなぁ。陰腹って言うのか…(歌舞伎の演技の名称?)
やっぱり歌舞伎も前方席で観ると細かい芝居を感じられていいね!
義輝を討ちに出立する宗近を見送るけんけん小狐丸の表情たまらんかったよー🥺
義輝は菊幢丸→病の将軍→鷹狩りの乱行ぶり→ついにこんなんなっちゃってたかぁという藍隈→そしてラストの清々しさって変化に惹き込まれたな…鷹狩りの時の顔つきを見たとき哀しくなっちゃったもんね。合間に小狐丸にもなるから忙しかった筈だけどw、この芝居がちゃんとしてるからこそ、お側でずっと見守った宗近の気持ちが私たちにわかるのよね。
構成・演出とても素晴らしくて、歌舞伎カッコイイ!って思えるやつだったからこれは良い新作歌舞伎。松也くんが"見たことのない古典歌舞伎"を目指すと言ってたけどまさにそれだと思う!
押彦武彦や時間遡行軍は客席(2階にも3階にも)にめっちゃ来るし、カテコもホント愉しませてくれて、お客さんとすごく近くて、みんな歌舞伎に惚れちゃうよ!
配信の「歌舞伎家話」面白かった!
うわー義輝と宗近のラストについての話してくれて胸熱だよぉー😭稽古から日々変わり続けている中で、なんと私が観に行った日に初めて悲壮感とか全然なく互いにむしろ笑顔で…って松也くん言ってて!😭けんけんと松也くんの小さい頃からの関係性も改めて認識したし、6人皆さん楽しいけどすごく真摯で、ホント素敵なトークだったなぁ✨
ははーんCS特番の後編は舞台映像もたっぷりで保存版だわ!
鍛刀の槌の音で始まり槌の音で終わるという構成に込めた想い…命を込めるようにして刀を作った人たちがいて、そんな刀というものがあるからこそ刀を使った人たちの物語もあるしその先にこの刀剣乱舞というコンテンツを今我々は楽しんでいる、そのことを言いたかった、って。それこそ、伝統芸能である歌舞伎だから、それに精魂込めている彼らだから伝えられることでもあるよね。
すごい感心する…てか、なんか凄い作品と言うか歌舞伎の歴史の一幕に立ち会うことができたんじゃないだろうかって気がして熱い。
7/23追記:
時間遡行軍は名も銘も無き刀たちなのだという知見を得てうわぁん!😭ってなってる…