J’aime le théâtre♡

観劇日記。

『建築家とアッシリア皇帝』初日

変な話ーー!エログロナンセンスマッチョ味が正直ちょっとキツイ。なんと言うか"湿度"がスペインぽいな。

1幕と2幕の成河さんの表情なんであんなに違くできるの!

1幕は大好きな少年キラキラ成河ちゃん。動物だって太陽だって山だって動かせる。子ども時代。

やがてみんなつまらんおっさんになるんだな。教育と学びによって。

太陽におっきな目があったね。

 

ふたりの俳優にはブラボー。これ大変だよ。とにかくやるだけなんだろうな。こっちもとにかく観るだけだw

ふたりで遊んでる時はめっちゃ楽しそうだった♪それを見る感じ。演劇も観劇も変な行為だねーw

冒頭の岡健の「助けてくださーい」でいきなり笑えたのは予想外だったけど、それが最後に回収されるとはね。

けっこう笑っちゃったけどいちばん吹いたのは成河さんの「大事なのは思うことなんだ」とかってすごくわざとらしく言う台詞🤣

 

改めてチラシ見たら太陽の目があったし、タキシードを着た端正な2人は紛れもなく現代の文明人だし、そっか我々も狭い価値観で孤島で(ある意味安全に)生きてるような状態だったりするってことかと思ったり。

更によく見ると背後はビル街だし、2人の持つトランクの中には変装のための衣装がたくさん詰まっているに違いないんだよな。

 

あぁパンフで生田さんが言ってるように「母親」というのをもっと象徴的に捉えて観ることができたら気持ち悪さが無くなって良いかもな。