J’aime le théâtre♡

観劇日記。

あいまい劇場 其の壱『あくと』

初日㊗️

すっっっごい楽しかったよ❣️美味しいごった煮だった😋ここで我ら一緒に分かち合ってる感をめっちゃ感じて幸せな気持ちになったなー気分がいいから一杯飲んでく六本木ナイト🌃❤️


なんか幸せだー

物語、演劇、俳優、現実

我ら仲間だってすごく思えた。嬉しいなー

ドリさんの演技指導も素晴らしかったしなー


松也くんのことすっごい好きになった💕

柝を打つ黒子さんがスススと出てきたとこでおっ❤️と思ったけど、歌舞伎の見栄をキメてくれたりもしてステキだった🥰

(ほほぉ!松也くんの父・松助さんは歌舞伎役者で母は新派女優、妹・春本由香さんも新派女優なんだって。松助さんの父も新派俳優、松助さんの弟は歌舞伎役者大谷桂三さん=初代松也ってすごいね!まさに歌舞伎と現代劇の交差点に生まれ育ってるんじゃん松也くんて!松助さんには清元三味線方になった弟さんもいらっしゃる。多才多彩なご家族!)


カテコに成河さん呼ばれて出てきたけど、出しゃばらずほとんど何も喋らずで良かったなー☺️

キャスト全員で分担してる開演前アナウンスでは成河さんのパートもあって、声が聴けたのは嬉しかったけどね☺️


カテコ後に後ろの"楽屋エリア"で、しろたんが成河さんにすごい甘えてる感じだったの❤️

みんな楽しんでるんじゃないかなーいいな💕


物語を繰り返し生きる登場人物、ね。ピランデルロを思い出すよ。

アドリブを生きてる私たちなんだな。

ドリさんのアニキwが「人間は意味のないことができる」って羨ましがってたの、なるほどねリアリズム演劇において登場人物のすべての言動には意味があるもんね。


演劇ファンとして、観劇オタクとして、分かち合えるもの、あったよね!

嬉しい気持ち、幸せな気持ちは、ここに大きく起因してると思う。


成河さんとこに頂いた2階の最前どセン、全体を見れたし視界良好で足元も広くて最高だったな。ミラーボールも見えたし。


下手したら痛々しいものになっちゃってたと思うんだよね。いや明日以降も気を抜いたらそうなっちゃう可能性はある。ただおふざけをやってるんじゃないから、一緒に分かち合いたいことがあるから、それを今この劇場でやりましょうという発信があるしそれを受け取って投げ返す私たちが居るから、楽しくて幸せな場所・時間になった。


パンフ読んで、あーなんかやっぱ私が感じ取ったこと、彼らが出したかったことだったんだなって思った。でも彼らはそれを、ちょっと恐る恐るではないかもしれないけど、俳優が実感してることをお客さんに触れてみてもらおうみたいな感じで提示してるみたい。

いや、それあなたたちだけが感じてることじゃないよ!私たちも、物語を摂取しつつ現実を生きている者として、それいつも思ってるよ!って伝えたい。

でもさ、友達と飲みながら話したけど、成河さんってきっとそれ気づいて分かってくれてる、と思えるんだよな。客席で私が投げ返してるものを、ちゃんと受け取ってくれてる信頼感がある。だから私が伝えたいと思ったことは伝わってるに違いないと思う。昨日は舞台上に居たのではないけどね。どこから観てたんだろうなー。


成河さんの初演出だもんね、絶対に初日に立ち会いたかった。

正直、ちょっと怖かったのよ。いかにも"企画もの"みたいな、イロモノって言うか、IMYのファンだったら楽しいだろうけどね〜みたいなのはまぁそれなりに楽しいだろうけど評価したくなかったし、演出が良いかどうかなんて私には判らないし(稽古場はきっと良い稽古場だっただろうけど)、そう作品が面白いかどうかってホンと俳優に掛かってると思ってるからなー。演出は、古典なら他と比べる楽しみとかいわゆる"斬新な演出"とか「ここを抽出したかー」という意図や手腕が見えたりっていうのがあるけどさ。

成河さんが「最終的に僕がいちばん好きなものができあがりました」と言ってたからそれを見るのは楽しみだったけど、うんまぁそうだね、もしかしてそれがあんまり合わなかったら残念だなという怖さもあったかも。

俳優・成河があまりにも好きだからさ。成河さんにはあくまで俳優でいてほしいという思いが強くて。

でも、メルマガで言ってたように"俳優"を見つめることになったみたいだし、この舞台を通して俳優・成河が見えたよな。不思議だね。

あのホンも、IMYと成河さんと福原さんで話しながら作っていったんだね。IMY3人の「表現したい!」という熱意を成河さんと一緒に解析したら「"俳優" "演じること"について」つまり「あくと」だってことになって、それを成河さんが託した福原さんの筆であのホンができたんだ。

成河さんも含めて"俺たち俳優"の話を見せてくれたんだな。で、それは全然私たちと違うそっち側の話ではなかった。共有できる話だったよね。