今日は有難いことにB列から。
舞台芸術全般に言えることだと思うけど、ダンスもやっぱり近い距離で観ると"肉体"を感じられて良いな。踊った後に呼吸が少し荒くなっている様子も見えたりして。
Becomeでテーマを打ち出した直後の2曲Caitlyn and HaleyとBoy With Dreamsで、見守るお兄さんたちのポジションに自分をチューニングさせてもらえるのが本当に助かる。
恋愛・自己の確立・孤独・不安・夢…いろんな葛藤や浮き沈みと共にある若き日のあれこれを追体験&追憶する85分になった。
特にラスト3曲Part of a Painting〜Ready To Be Loved〜Coasting、からのBecomeに立ち帰る流れが素晴らしい。
夢や希望は見え隠れしながら、アップダウンありながら、サーチライトで探しながら歩いてるんだよね。
Coastingで、自分の孤独や焦燥の中に沈んだリチャくんエリカちゃんマリカちゃんたちがふと目を上げてお互いを見つける瞬間が希望だなって思う。
「大人になるか 思いどおりに生きるのか」それはイコールだぜ!と、実は本日また一つ歳を重ねたすっかり大人の私は言いたい。
成河劇場ソングIn Short今日もサイコーだった。これ最初はがんばって冷静に取材に応えるみたいな雰囲気で始まってたのねw 何だろう、別れた彼女へビデオレターどうぞって感じかしら。キレ始めたところからクスクスしちゃうけど「死ね!毛ジラミで!」って辺りから爆笑。でも「僕が好きだったホクロ…」にはちょっとキュンとなる。
カメラを持ったマリカちゃんの、ヤバ😓っていう顔もいいよねw
成河さんが語ってくれたI Once Knewは子供時代との訣別の歌なのかな?「昔は…もっと…ずっと…」(歌詞うろ憶え)と切なく寂しそうに歌ってた。最後に消えていってしまうエリカちゃん演じる女性はママ的なもの・甘やかな日々の象徴?
子供でいたい、大人になってしまうことが怖いんだね。護ってくれたもの・拠り所としてきたものを手放さざるを得ない不安。
今日もやはり真ん中で歌ってる/踊ってる人を傍で見ている成河さんの眼差しと表情はついつい追ってしまって、そこに自分を同化させてた。ニコニコしたり、グッと深く痛みを感じ取った顔になったり。複数人で演じる曲の時は、あぁこのタイミングでそっちを見るんだね…みたいなのも面白かったな。「あ、今は妹じゃなく姉の方に視線を遣るんだな」とかね。
そんな訳でマイバースデイ観劇だったのですが、推しの素敵な歌声とダンスと芝居で存分に満たしていただきました。
とても気分が良かったので、今日の記念と自分への誕プレに階下のビックカメラで腕時計を買って帰ったよ。ご機嫌♡
(5/4追記)
きゃー💓成河さん解説してくれた!
http://web-dorama.jugem.jp/?eid=1002