J’aime le théâtre♡

観劇日記。

『夢と錯乱』

とりあえず見た。当日券チャレンジ成功。

 

美加理さんを一度観てみたくて。

わぁ意外にもなんて可愛らしい声。

演技?舞踏?

「よりしろ」ということばが浮かんだわ。

カテコでミュージシャンを紹介するような手つきをしたと思ったら作者?の写真が現れて、それに向かって恭しくお辞儀してたのが印象に残った。御礼の挨拶のような。その後に客席の宮城さんを。

 

正直、怖かった。

開演前、地鳴りのような中に微かにきらきら星みたいな音楽が聴こえるような不穏な音もあって、客席はシーンとしていて、なんだかこれから見知らぬ所に閉じ込められるという怖さ。

 

そしてやっぱり、なんもわからない。

そもそも詩がわかんねぇもんな。

スピーカーとムーバーを分けてきたのを今ここで融合、とか言われても???だしな。

"分からない"ことの怖さがすごくあったと思う。

 

すごく大変そうだったけど、そんなにアッと驚くような動きをするわけではないし、あれを観て楽しいのかと言われるとそういう訳ではないよなと思うし、呆気に取られて見てたけど。

 

何やら穀物?を撒き散らして佳境になって、最後の辺りで左右半身が別人みたいに見えたところは面白かった。

 

天井が赤や青にぼんやり明るくなる照明(格子の骨組み?が見える)とか、ラストの緑色に包まれたような照明とか綺麗だったね。

 

美加理さんが凄いのかどうかは正直わからない。綺麗なお顔で小柄でコケティッシュで少年ぽくてめっちゃ可愛い声で、目つきが印象的だったり動きは綺麗だったと思うけど。60歳!?にはとてもとても見えないっていうのはスゴイけど。普通の人間には思えないな。素のところを知りたくない見たくないような気もする。神聖さと言うか。巫女さんのよう。シャーマンと言ってる人もいた。ロビーに展示してる資料に添えてあった手書きのメモは、細い線で軽やかに風に吹かれるような優しい筆跡だった。

 

人への信頼を蘇らせたい宮城聰が思いを込める、美加理出演「夢と錯乱」開幕(舞台写真 / コメントあり) - ステージナタリー

 

夢と錯乱 ふじのくに⇄せかい演劇祭2018

「呪われた種族」ね

こうやって解説してもらえばなるほどと思うけどさ😅