J’aime le théâtre♡

観劇日記。

『ジャージー・ボーイズ』

チームGREEN

初役の4人とても良かった💚

 

お目当ては勿論けんけん!うわぁ歌声すごく好き!ダンスもイキってて可愛くて好きー😍

トミーにしてはかわいすぎでは?と思ったけど、フランキーの花村くんが充分にかわいいしボビーの樟太郎くんも充分に青くてかわいいので大丈夫だったね。チンピラっぽいのが似合ってたよ💚

 

アフトで藤田さんが言ってた「けんけんは外国人」だって。チャリングクロスの時の経験を踏まえてね。座組みのみんなから外国人として認識されるけんけんによって、最終的には"内と外"ではなく誰もが個人なのだという感覚にみんながなっていったと。ゴリさんも顔を輝かせて頷いてた。けんけんは「自覚のない外国人」って言ってた😊

 

しょたろくんOh, What A Night がめっちゃ良くてそこからもう海宝くんの幻影が見えなくなったよね。素晴らしかった!

Cry For Meの「エロくてエモいあの和音」(by山野靖博さん)なるほど確かにそうだなー

 

君の瞳に恋してるグッとくるーー😭

サックスのこと考えてもいい?(これも山野さんに教えてもらった)と言ってたホーンセクションも従えてね。フランキーとボブの"好き" が詰まった1曲なんだねきっと。

 

spiくんのニックすごいリアリティあって良かった。人柄、みんなとの関係性(やっぱ福井さんや光夫さんでは違うバランスになっちゃうよね)、佇まい、ニックってこういう人なのねというのを目の前で見た感じ!歌声はソロの部分もうちょっとバスボイスだといいなーと思ったけど。

 

すごく愛せるフォー・シーズンズだったなー☺️

 

正直、歌唱の技術とかハーモニーの気持ち良さは前にクリエで観たチームが断然上だったけどね。家帰って思わずCD聴いてしまったけど😅

音響なのかな?台詞が聴こえにくいのはもうちょっとどうにかならないかなーせっかくの良い本が勿体ない。

 

ビートルズと違って、彼らのファンはまさに "大衆"だった。主義とか思想とか社会的ムーヴメントとかではない、"芸術"とは対極にあるもの?

あの時代のアメリカの写し鏡だったし、彼ら自身がまさにあの時代の大衆だった。抜け出したい、富が欲しい。

あ、歌い続ける彼らは、踊り続けるリーマンブラザーズと同じかもしれない。

1人ずつ本心を吐露して捌けていくラストの彼ら、大衆の中のひとりひとりだったよ。