J’aime le théâtre♡

観劇日記。

『SINGIN’IN THE RAIN〜雨に唄えば〜』

珍しくこれ観たいと言っておねだりしてきた息子と一緒に観れて良かった。いったい何に魅かれたのか興味あるよね。


うん、カッコよかった🕺☔️

圧巻のダンスナンバーが次から次へと。みんな綺麗でカッコいい

でも「劇場中が大きな幸せで溢れるミュージカル」「誰もが微笑まずにはいられない」「史上最強にして最高のエンタテインメントミュージカル」なのか?いやいやこれわりとエグい話でしたよ。

リナがあまりに悪役だし声や訛りをディスられててかわいそうっていうのと、それも含めて「ショービズ界の闇!」って思ったよねむしろ。舞台俳優だ映画俳優だ高尚だなんだみたいなことも言ってたし。

あーアメリカ!っていう。

リナにソロ曲があることは救いだな。pawsと言い合った彼女とはずっと親友でいてほしい。コズモが清濁合わせ呑んだイイ奴、って見えるのもポイントだね。Make’em LaughMoses SupposesGotta Danceが底抜けに楽しくてふと切ないのはそんな彼のおかげかな。


アダム・クーパーさん一世一代。わぉアダムさんタメですか!


へぇミュージカル映画で俳優が歌えないから吹替という事例は実際にあって、ウェストサイドとかマイフェアレディとかそうだったらしい!


これ初演は1983年ウェストエンドなんだね。

その後ブロードウェイへ。

2004Sadler's Wells Theatreリバイバルした時からアダムさん、この時振付もアダムさんで、評価されたんだ。このプロダクションで2012年にはウェストエンドにも行ってる。

2020年にまたSadler's Wells Theatreでアダムでやる予定だったのが延期されて20217-9月に上演、来月から英国内ツアーらしい。日本には2021年秋に来る予定だったのが今になったのね。


https://eiga.com/news/20211205/3/

ふむふむ。なるほど。

コロナ閉鎖から再開した時にこの演目で盛り上がったというのは分かる気がするねー。

時代の替わり目というのもそうだね。新しい状況に対応していかねば!という気持ちを感じることはできるよな。不安だし手探りだけどShow must go on!ていう。

アダム初めカンパニーの皆さん、こんな時にわざわざ日本に来て日程の半分が中止になってもこうして上演してくれてるんだもんな。