J’aime le théâtre♡

観劇日記。

ミュージカル『EDGES -エッジズ- 2022』

有楽町ビックカメラのビル7階よみうりホール。こんなとこにこんな劇場があったなんてね!入口やロビーの感じはなんとなく博品館劇場っぽいけど中はプチ日生劇場グランドサークルみたいな2階席の左右はなんと1階レベルまで下りてきてんのw

 

作品はあのパセック&ポールが19歳大学生だった頃に作ったソングサイクルですって。

 

オープニング、植木さんのダンスと白い衣装とプロジェクションマッピングの魔法の粉みたいなキラキラが融合して立ち現れた画がとても綺麗で、初日のワクワクが加速。成河さんが歌い出しだったね。

 

ポップに歌って踊ってピョンピョンする成河さんは眼福♡ 脚ほっそくて華奢〜衣装かわえぇ〜(オーバーサイズな白いジャケットとか黄色いパーカーとか)ってのも込みでアイドルみたいな、たまにはこんな成河ちゃん見るのもいいねぇ〜😍っていうやつだった。35MMの時よりも踊ってたな。

 

でもすごくグッときちゃったのは、若者のあれこれが歌われているのを周りで見てる時の成河さんのオトナ目線。共感を持って優しく見守ってる感じね。私はそこに自分を重ねることができて、この作品の鑑賞姿勢を定めさせてもらえた。「あー若いコのための作品ねー」とはならず「オトナゴコロにチクリホロリやなぁ〜」という感触になる。

姉妹の歌を見てる成河さん、愛おしさに溢れてニコニコしてたもんなー。

リチャくんの夢の歌にはいいぞ!って感じの眼差しを送ってた。

そしてその途中に着替えを終えて出てきたエリカちゃんを労うように迎えて目を合わせる優しさ素敵すぎた。

 

"成河劇場"な曲も勿論あったけどね!別れ際の男の罵り尽くしの歌、ブッ壊れてて情けなくて憐れで滑稽で笑った笑ったー🤣ハイパーテンションで散々罵った末に「世界中の奴に嫌われちゃえ!そしたら僕のとこに戻ってきてください😭」と泣き崩れた時には拍手が起きたよ!お見事ブラボー👏

必死の形相がマリカちゃんの持ったハンディカメラでスクリーンに大映しにされる演出も楽しかった。

でも「死ね!」って連呼するのにはちょっとヒュッてなっちゃったな。

 

楽しいやつかと思いきやみんなが次々に本音の闇を出していく曲で、最後まで成河さんががんばって踊る人だったのグサッときて良かった。その前の曲が希望っぽいやつだったしなんならこれフィナーレに向かってんのかなと思わせるような雰囲気もあって、最初は観客も手拍子とかしちゃってるんだけど、あれあれ?なんか違うの?ヤダ😰ってなっていく感じがたまらんかった。闇披露の部分では背景として成河さんがいちばんドンヨリした姿を見せてるのよね。ちゃんとそうやって導いてくれる。

 

全体的に、若者よ生きるってめんどくさいけどがんばれよ!あゝ眩しいぞ!っていう思いで観たな。そしてなんかジンワリしてる観後感。

becomeで始まってbecomeに終着したとこでジンワリきたわ。ソングサイクルだけどなんだかんだ全部繋がってたね、って思えて。

 

「真実を知れば現実に打ちのめされてしまうのか」って、若者よ、だいじょぶ!真実なんてそうそうわかんないから!その真実ってたぶん唯一の真実じゃねぇし、その現実認識もどうせ100%正しいもんじゃねぇから真実を追い求める心意気は怖れることなくずっと持ってて大丈夫だよ!なーんて思います😅

 

11つの曲の物語もなかなか面白くてね、

理想の男だと思った人がゲイっていう歌とか(それ絶対ゲイじゃん!ていうのがw)

高校生〜大学生〜社会人と、女の子の恋愛遍歴の歌(いっぱい葛藤してる)も良かった。これも成河さんは愉しげに周りで見てて、結婚式の牧師さん役をコミカルにやったり(その時うしろにいるエリカちゃんの十字架にツボったけど🤣)

そう、歌は女性2人が圧倒的に良い。豊原江理佳ちゃん(ピタスキャで観てた)とダンドイちゃんのエリカマリカ💕

 

そっかこれ元吉ツネさんの演出なんだよね。パンフに書いてた、"役者が演じている"という感じを出すこと・服を着るタイミングを細かく指示した、って面白いな。2020とは全然違うものになったと。そう言えばあの罵りソングは前回は誰がやったんだろ?もっくんだったら観たかったなー。

あら?この曲もともとは女性が歌うことになってるみたい。

 

へぇパセック&ポールはミシガン大の学生だったんだ。やだ『スリルミー 』(戯曲に少しだけ言及がある)を思い出しちゃったじゃん。うゎ!そっかこれも19歳…パセック&ポールは真っ当な"デカいこと"できて良かったねぇ。

 

 

ナタリー記事、舞台写真もたくさん載ってて嬉しい。

https://natalie.mu/stage/news/475675

 

あゝ改めてこれ読むと沁みる。

http://web-dorama.jugem.jp/?eid=1000

 

 

『アンチポデス』2回目

もっかい観た。千穐楽

2回目だし芸監トークの影響もあってか?たぶん俯瞰できてクスクスしながら観れて面白かったよ。めっちゃ滑稽だった。

混迷を極め諦めかけた時エレノアの宝箱から出てきた素朴なお話とサラがブラインドを開けた窓から射し込む朝日に"希望"なんて思えるくらいには前向きな気持ちで観れたのかもな。その時白井さんのサンディがいい顔しててさ。幸せの物語を話したエレノアが最後に言う「おしまい!」が清々しくて。

 

あ、そう言えば昨日観た学生演劇も「鬼ヶ島(まさに対蹠地じゃん!)の物語に縛られることからなんて逃げていいんやで」という話だったなぁ。

脚本を、物語を書こうとしてる人たちがたくさんいるんだよねぇ。

そうそう、シャトナーさんが時々「という物語を思いつきました」ってツイートしてるよね。そうやって生まれてきてるんだねぇ物語は。

 

アンチポデス、登場人物みんなの人となりや人間関係の細部にもたくさん気づいて面白かった。白井さんサンディみんなを気に掛けながら巡回する感じとかずっと見ちゃったなぁ。マックス?(テレカンの人)の反応が悪いのを感じ取って一気にテンション落ちたよね。こうやって空気を読んだり作ったりするのが上手い(鼓舞したりとかスピーチのスキルめっちゃある)から今の地位を得るまでになれたんだね。伊達さんデーブの歯を喰いしばって生きてる感じも凄いダニー1と違ってサンディの隣には絶対行かないじゃん常に対角線上にいるの、神みたいに崇めてるのかもしれないし、もしかしたら馴れ合わずいつかは首を獲ってやるみたいな気概の現れかも…あるいは、ホントは自分の生立ちの呪いから逃れられていない卑屈さが出ているのかもしれない。サラは肝が据わってるしサンディの裏を把握しててチラチラ見遣る視線が面白かった。エレノアの図太さとか嵐だ帰れない泊まりだ!ってテンション上がってる様子とかは好きよ!

 

サンディもだけどさ、クリエイターたちみんな、信じてるし熱意あるし革命起こしたいと思ってるし夢を抱いてるんだよね。誰も見たことのないまったく新しい手法で新たな集団的無意識を作り上げる、俺たちは何でもできる、ってさ。それは佳きことだよな。

てか、必要な原動力だよ。

ラストちょっと目を上げたサンディが初心に返って情熱を取り戻してくれたらいいな、なんて思ってしまった。チーム運営のやり方も考え直して刷新してくれたらいいけどな。こないだ観た時よりも、その可能性は0%ではないかもなって思えた今日。

芸術監督トーク

世田谷パブリックシアター新芸術監督就任イベント -公共劇場における芸術監督の役割を考える-

白井さん・絵梨子さん・圭史さん・近藤さんという4人が集まってトークなんて面白そうじゃーんと思ってたら進行役に成河さん!?ぜっっったい行く!!ってなった。そしてなんと完全無料イベントよ。チケット取れて良かった。

 

とてもナイス進行でした成河さん。何よりこの4人と関わりが深くて、これまでにもこんなような話をたくさん一緒にしてきてるんだろうねという信頼に満ちた中で皆さんが話している感じなのが心地良い。尚且つこちらも成河さんからこういうことを考える機会を与えられてきてるからね、めちゃめちゃ興味深く前のめりになっちゃうような話ばかりで、ここに参加できてることに興奮したよ。それに皆さん直近の舞台でお馴染みの面々なので勝手に親近感も湧いちゃって、単純に会えて嬉しい♪みたいな感覚だったし。ホント面白くてアッという間の2時間弱だった。

 

最初に成河さんが投げ掛けた「芸術監督になりたかったですか?w」という質問で、ざっくばらんに話したり聴いたりする空気(私たち客席も含めてね)がすぐにできた。

圭史さん(白井さんもだって!)の、串田さんから松本の次期を匂わされてっていう話はサイコー🤣

 

芸監には人事や予算に関する権限はないという話。(国内でもSPACなど例外はある)

アメリカではそういうのをやる人とアートディレクターが2人でタッグを組む(ケンカ別れなどもある)ケースが多いみたい(by絵梨子さん)

確かに、芸監をやる人に必ずしもそういう実務能力があるとは限らないよね。権限が集中することの弊害もあるかもしれない。

もし人事や予算も扱わせるなら、イギリスのようにまずは小さな劇場のディレクション(小さな劇場にも芸監がいるということね)を経験して能力を養い徐々に大きな所へというようなしくみも必要かも、と絵梨子さん。

 

「俳優の人気・集客力に頼ること」にも質問の中でハッキリ言及してた成河さん(この質問だけはきちんと書いてきた文章を読んでた)

公共劇場としてやるべき公演とは別にやっぱり黒字が見込める公演は必要なのだと白井さんもハッキリ言ってたけど、つまりその両者はなかなか一致しないのですねってことだよね。

 

制約の中で、自分の動機が変われば良いのではないか、と白井さん。

人気俳優が出るのは悪いことではないという話の流れでこれを言ってたかな?

なんか、おっ?と思った。

決して妥協とか諦めには聴こえず、ちょっと新しい視点を提示してくれたような気がしたんだよね。

ピンときてはいないんだけど何故か引っ掛かってる、覚えておきたい言葉だな。

 

圭史さんは、公共劇場にはすごく芸術性の高いものから軽いもの(冒険者たち』をイメージしてたと思う)までいろんな作品が掛かるべきだと言ってたね。

 

周辺住民やタクシーの運転手さんもそこに劇場があることを知らないという現状を何とかせねばというのは皆さん共通なのね。

人が全然行き交ってないさい芸w

人流はあるけど2階までな世田パブ。

1階の公共スペースを活用したいKAAT

いろいろな計画がコロナで実施不可になってしまっているのも無念。

絵梨子さんは新国の建物が冷たい印象だったり"喫茶"という表示や使ってる食器がダサかったりそういうのが気になってひとつひとつ提案・改善していった、大きな指針を打ち出す立場でありながら身近な手触りのところも気にして手をつけていく姿勢がとても素敵だと思った、と成河さん。あのタペストリーもそうだよね。

あ、世田パブの新しいタペストリーは分かりにくいけど"25"デザインなんだ

(4/23友の会からこのデザインの手拭いが届いた〜粋!)

 

芸監は孤独なんですって。その点で4人が共感し合ってるとこで成河さんは疎外感を覚えたと言ってたよw

 

商業ではない創作はなかなか難しい、たぶんこつこつプロジェクトを念頭に絵梨子さんが俳優やスタッフの拘束期間もという話をしてたと思うけど、劇場が俳優とかを雇用することについて成河さんが振ってたかな?ハウスレジデンスと言ってたっけ?(これのことか?これはプロダクション専属かな?House Residence — House Productions)

この話を圭史さんとした時、だって半年300万とかでソンハ来てくんないだろ?って言われてそうだなできないなと思ったって成河さん。半年300万ってリアルw

 

成河さん、パフォーマーとして公共劇場の機能のためにできることがあるのでは?とおそらく自問して得た考えを話してくれたんだけどダンサーにケアワーカーの仕事をさせるとか俳優を企業に派遣して会議を面白くさせる?とかはちょっと違うんじゃないかなと私は思うよ。

社会と繋がるため?にそんなことまでさせなくていい。それは俳優()として社会と繋がっていることにはならないんじゃないかな。

確かに成河さんは以前カルチケイベントの時だったか「こうして皆さんとお話することも舞台上で演じることも僕にしてみれば何ら違いのない、演劇なんです」と言ってたし、世の営みの全ては演劇だと考えているみたいなんだけどさ。一般的な感覚だとそれって単なるバイトの斡旋にしか見えない。ダンサーや俳優として雇用契約した人にさせる仕事ではないと思うんだけど。

まぁでも劇場に雇用されて俳優の生活が安定するのは望ましいことなんだろうな。クロネコチャンネルでも触れてたよね。稽古期間に対して報酬がないっておかしいよな。交通費とか。

(4/23 「応用演劇」の講座を世田パブが企画してる。こういう事業をやろうとしてるのかしら?)

 

あとね、近藤さんが言ってた、創作過程を見せるとかそれを売るとかは、私はうーんちょっと苦手。ダルカラがやってたのとかIMYが売ってたのとか、ちょっと面倒くさいなーと思ったもんね。日本の現状だとそれ、握手会とかチェキイベとかと同じノリになっちゃうから。

あ、プレビュー公演を設定してくれるのは大いに結構よ。本公演になる前のリーディングとかも。そういうのだったら大歓迎。

 

芸監は何をすべきか、もっと権限を持った方が良いのか否か、適切な任期は?(任期は決まっているのが絶対良いと絵梨子さんは言ってたね)とか、こういった公共劇場ができてからせいぜい25年ちょいの現時点では目下検証中でまだまだ答えが出せないことも多い、まだまだ途上なんだね。

欧米に倣えば良いというものでもない、日本に日本人にマッチする形を考えたい、と成河さんも言ってたけど、それはそのとおりだと思う。「我々の社会にとっての舞台芸術」という視点は、歴史も踏まえた上で常に持ちたい。

こういう話をする場を作ることの必要性も以前から言ってるよね。今度誰と話したいですか?って最後に皆さんに尋ねたりして(串田さんナシねってw)。野田さんとか栗山さんとか鈴木信さんとか挙がってた。絵梨子さんはちょっと年下の人たちと話したいと言ってた。

 

鮮やかな効果が現れることを求められがちという話をしてた時に、絵梨子さんが意図せず「革命(的なことを求められる)…あ、革命だ!ってサンディですねw」とか言っちゃって白井さんを見て笑っててね😆その時の白井さんのビミョーな顔も可笑しかったんだけど、そっか未来を考える会議!ってアンチポデスのことをすごく思い出したよ。

 

ちなみに、こつこつプロジェクトとフルオーディションはどんなに効率が悪くてもこれだけは絵梨子さん譲れないポイントだし新国のスタッフの方々もそれは分かってくれてる(これ止めたら絵梨子さん辞めるw)って。

 

絵梨子さんが「個」と言った時とか、圭史さんが「神奈川県は西に広くて」って言った時に、成河さんがニコッとするのが嬉しかったよ☺️

そうそう、絵梨子さんは、画一的ではない個が集まっているからこそ集団が良くなるという考えを強く持ってるんだなーって思った。きっと成河さんそれも思い出してのあのニッコリだったんじゃないかな☺️

圭史さんとは冒険者たちの間じゅうずっとこんな話をたっっくさんしてただろうし、白井さんとはコロナ自粛中に話してたような感じするし、近藤さんともいろいろ企んでそうだし。同志たちだよね。

美しきものたちだわ🌸

 

佳き夜だった。

世田パブますます愛してしまう。

 

 

公共劇場の役割、ね。

病院や鉄道と同じように当たり前に提供される公共財だと白井さんは言ってる。白井さん熱いね。今日みたいな企画を考えて実施してくれた。「こうすべきだというものがあるならやればいいんですよ」って強さもある。

進行役に成河さんを指名したのも白井さんだったそうで。通りいっぺんなトークショーにはしたくない、率直に(いつも話してるようなことをだね)聞いてほしいからと僕を呼んでくれた、つまり白井さん変態なんですwって成河さんに言われてたよ。

 

野田さんの名前が挙がった時(確か成河さんが出した)皆さん何となく「・・・」って感じの反応だったように見えたけど、年令を見たら白井さんと野田さん同世代じゃんね。栗山さんも。佐藤信さんや串田さんはもう一世代上なのか。更にその上が蜷川さんとか唐さんとかなのかな。

 

客として、公共劇場にどうあって欲しいかな。そうだねぇ、まぁチケットは安いと嬉しいね。てか安い席が必ずあって欲しいね。 

あと、素人が気軽に演劇をやってみる企画とか、作品(戯曲)の勉強会とかを開催してくれると嬉しいかな。

 

公共財。豊かな生活のために行政から提供されるサービス…利用したい人はハードル無く利用できる…我々は権利としてそれを利用できる。「需要が多いから」ではなく「それを必要とする人がいるから」提供される…こんな理解で良いのかしら?

「みんなにとって必要なもの」じゃなくて良い筈。スポーツでも何でも、「みんなこれ好きな筈だよね!あなたもこれ好きになってください!」と言われたり言ったり言わなきゃいけなかったりするの嫌いなんだよな。最近そういうの嫌いになっちゃったの。

 

なんかさぁこれを好きな人たちでやってることが普通に許容されて助成金も出てっていう状況だったらいいのになぁと思う。

無理に裾野を広げなきゃいけない、みんなに好かれなければ必要とされなければ存在しちゃいけない、みたいなのが苦しいよね😔

誰もが演劇好きになればいいのになんて絶対思わない。

 

公共財とは?「財の4つの分類」引き起こる問題点を分かりやすく解説! どさんこ北国の経済教室

「公共財」について勉強。

あれ?劇場って全然公共財じゃなくね?競合性も排除性もめっちゃあるじゃん。

 

「公共サービス」「公共事業」としては考えられるけどね。

「市場原理に任せていてはいけないやつ」ってことでしょ?

 

あ、そっか、11個の公演を、公共財かそうじゃないやつかって考えることはできるな。

チケ難にならないような公演だったら、左下の準公共財(クラブ財)であると言えるかもね。

 

「文化行政」の話。

https://geidankyo.or.jp/12kaden/node/166

 

「広場」とか「公共財」とかって法律の前文に書いてあるんだな。

てか、佐藤信さんが言ったからその文言が盛り込まれたのか?

https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunka_gyosei/shokan_horei/geijutsu_bunka/gekijo_ongakudo/pdf/h24_gekijo_ongakudo_jobun.pdf

h24_gekijo_ongakudo_jobun.pdf

 

ずっとこんなこと考えてたら、成河さん☺️

http://web-dorama.jugem.jp/?eid=1000

あのね、俳優がちゃんと学び考える姿勢や機会を持つことは必要だと思う。ギョーカイの喰い物にされないためにもね。

 

お、レポ出た。

https://natalie.mu/stage/news/474591

四月大歌舞伎 第三部『ぢいさんばあさん』

にざたま夫婦が若い頃も年老いてもまぁ〜かわいくてニコニコしちゃったな😊

特に仁左さま伊織So cute❣️お人好しでお茶目で妻大好きでかわゆい、こんな仁左さまも魅力的だねぇ😍赤ん坊を抱いてる仁左さまついこないだスクリーンで視たとこだけどね〜落差!😆あ、そう言えば京の場面で一瞬だけ上方アクセントになった箇所があったんだけど?京のシーンだからついうっかり?なんかときめいちゃったけどね!

坊を亡くした悲しみを夫婦で分かち合うところはものすごく沁み入ってきて泣けてしまった😢ここ去年勘九郎さん菊之助さんのを観た時はむしろ「ん?」と思っちゃったとこなのにね。やっぱり年老いてからの場面は、滲み出てるものとかがそりゃもう全然違ったよ。年齢とか共演歴とかが出るのでしょう。にざたまのこういう使い方もあるんだなー。

東文章とのギャップよ!とか思ってたけど、よく見たら下嶋は歌六さんだし甥夫婦は橋之助くんと千之助くんだし😆

あ、姉夫婦のイチャイチャに当てられちゃう久右衛門のはーちゃんも良かったよ☺️

しかしねぇ、なんかヘンな感想かもしれないけど、人が普通に刀持って歩いてる世の中はイカンなぁと思った。危ないよ💦


30分休憩挟んで15分くらいの舞踊ね😅まぁお美しい玉さまで締めくくるファンサか。

若衆2人は福之助くんと歌之助くんだったんだなー。三兄弟揃ってたのね。

『アンチポデス』

役者がみんな上手いし好きな俳優が多かったし楽しめたけど、正直、面白かった〜♪とはならなかったな。

ん?ん?何の話してる?この人たち何やってんの?いわゆるギョーカイもの?会議モノ?会社あるある?寓話チックなのかな?しかしまぁこの会議最悪だなうへぇあららなんかエキセントリックになってきたどうやって終着させるんだ?(モヤらされそうな不安)…お、おぅみたいな感触だったね。

ほとんどの時間を不快感の中で過ごしてたからなぁ。

 

「物語」という行為については常日頃から興味を持ってるので。チケ取った動機もそこが大きかった。キャストが良いのもだけど、絵梨子さん演出・三代目の翻訳で本邦初演という期待もあって。

 

物語の効能は知ってる。

人間は物語を求める生き物だってことも知ってる。

物語を生み出すことは人間の本能的な衝動なのだということも。(ラストはそういうことを言ってるのかなと思った。小さな子供だって "幸せ"の物語を書きたいんだよねってパンドラの箱みたいな、それを希望と言いたげな感じには素直に乗っかれないんだけど)

人間社会は古来、物語によって成り立ってきているということも。

知ってるし、そうだよねと思ってる。

でも「物語過剰」や「物語ハラスメント」には抗いたいと思ってるんだよなー。

物語の弊害も絶対あるから。

そんなことを考えながら観てた。

 

物語を生み出そうとしているあの会議室の様子を、現実世界の未来を見つけ出そうとする我々の姿の鏡であると捉えて見るなら、嗚呼あんな人たちのあんな態度であんな姿勢であんなやり方で佳きものが出来る訳ないじゃん😔と思うよね。絶望的。

最後に白井さん演じるクソリーダーがこのプロジェクトの打切りを言い渡すけど、考えることを放棄してしまうという怖ろしさも感じた。

 

煮詰まった会議室の苦しい空気三方囲みになった客席の形状も相まって、一緒に体感させられてしまう閉塞感ハンパなかった。

そうね、これをみんなで味わうことが上演意図・演出意図なのでしょうから、楽しい観劇体験♪とかになるわけがないんだわ😅

2時間終わって客席から解放されホッとする感じね。

 

アンチポデス対蹠地。地球の裏側。

理解できないもの怪物。

 

分かり合うことなどできない他者と共に在るために、物語が必要だと。

いろいろな他者に共感するために、物語の力(あぁ言い換えればImagineの力か)を借りるのだと。

確かにそうで、そこに縋る・賭けるしかないような気もしていて、でも、物語に呑み込まれてしまうことの方が怖いという直感や、物語を利用する邪悪なものへの警戒がどうしてもあって、だからそっちを言ってくれる話の方が今の私には腑に落ちるのかもしれない。

 

https://lp.p.pia.jp/article/news/224282/index.html

パンフも面白かったけどこの記事でも絵梨子さん考えを披露してくれてるね。ふむふむ。

やっぱ亀ちゃんはマイノリティ人種設定だった(女や中国人をチームに入れさせないでほしいとリーダーが言った時ヘンな顔してたもんね)!

白井さんのダサい野球帽w

 

ふむ。なんかいろんな人の話を聴いたりツイート見たりしてて最近思うけど、演劇好きな人の中でも物語が好きな人と興味ない人がいるんだなぁ。そう考えると私は完全に物語派なんだな。

シネマ歌舞伎『桜姫東文章 上の巻』

はじめての歌舞伎座がこの作品、ほぉ去年の4/13ちょうど1年前と1日違い惜しいw

そっかぁ私歌舞伎を観るようになって1年なのかぁ。

思い返せば私が歌舞伎へ導かれたキッカケは3つあって、まず1つは阿佐スパとプルカレーテからの桜姫。2つ目はオグリ。そして3つ目は子午線・平家物語からのキノカブ渡海屋大物浦および木ノ下先生なんだよな。

あれ?なんで私いきなり仁左さまの渡海屋大物浦と猿之助さん(先代)四の切のDVD買ったんだっけ?センス良すぎでは!?

この1年でにざたま桜姫観れて四代目の狐ちゃん観れて仁左さま一世一代の渡海屋大物浦観れてってラッキーだよなぁと思うけど、更にキノカブで桜姫ワォ!ってなってたらそこに成河さんキャスティングだもんな奇跡じみてる。こういう御縁の交差にはマジしびれるよ。

そしてまた今日映画を視たSPACの大高浩一さんのツイートでク・ナウカ98年に桜姫を美加理さん(21 人間浄瑠璃なんですって)でしかも目白の旧侯爵邸なんて素敵ロケーションで上演してたことを知りウォーッてなってる。あゝ成河さんそれ観たかしら。

 

シネマ歌舞伎、最初ににざたまインタビュー映像。雅叙園らしい背景の緑が爽やか。仁左さまお優しいお顔よなぁ。ほんのり関西アクセントなのがまた良き。仁左さまはこの作品のこと「東文章」と仰るのね。真似したくなる〜😆玉さまはなんかちょっと不思議な雰囲気をお持ちだね。

おふたりが編集にも関わったというだけあって、アングルやカット割なかなか良かったと思う。権助の登場もいい角度で映してたもんねー👍

花道の出や引っ込みがある時ちゃんと左後ろからシャッて音が聞こえて面白かった。見てる映像とのズレで脳がバグるとこも時々あったけどw

あと、幕を閉めて転換に時間掛かってるところはたぶん上手くカットしてる?間延びを感じなくて良かったと思うよ。

 

お顔の表情が間近で見れるというのは映像の醍醐味よな。権助の色悪ぶりも清玄のダメぶりも桜姫の濡れ場のエロかわもたまらんかった。シンプルに仁左さまの顔が良い😍のも存分に堪能できた。

衣装や道具がよく見えるのもいいよねそうそう!香箱の文字まで見えたの感動したわ。赤ん坊人形の顔とかw

客席の雰囲気含めた劇場全体の空気感とか舞台がパーッと明るくなった時の華やぎに目を見張る感じとかは生観劇ならではのものだけどね。

 

草庵の姫、誘ってる笑みは艶っぽく可愛いけど、胸に手を入れられてからの恍惚の表情にはヒャハー(//∇//)だよ。

簾が降りた後、覗き見する残月と長浦がコミカルにムラムラしてる様子で観客にいろいろ想像させちゃうのとかナイス脚本演出だなーと思う。

 

成河さんがブログで「僕はそこ(俯瞰すること)に留まり続けてしまったのでなかなか専門的な技術が追いつかなくて」とか言ってたけど、それこそ歌舞伎俳優なんかはその専門的な技術を極める道を行く例なのだろうな。たぶん成河さんもそこにはある種の憧れ・眩しさみたいなものを感じてるんじゃないかなーと思うの。

だってカッコイイもんね!

権助が草庵の庭先に両足爪先立ちでしゃがんでる形とかさ、なんか知らんけどきっとこれが100%正解の形なんでしょうね!って思えるじゃん。いや、それだけじゃなく、

https://spice.eplus.jp/articles/300509

舞台写真の数々、どれを見ても感嘆レベルにキマってるよね。

一瞬一瞬おそらくどこを切り取っても完璧な画になってると思われる、そこへ辿り着いてる、36年ぶりだって即座に引っ張り出してこれるくらい完成した技術ポートフォリオになっている、って凄いじゃん。

もちろん姿形だけじゃなく、声や台詞回しのひとつひとつ、掛け合いの間、全てそうで。

そうね、三囲の場が何だか素晴らしいのはおふたりの間合いの妙なのかも。

あ、傘に書かれてる歌の文句を玉さま目線で見せてくれた(桜姫がそれを読んでることが分かる)カメラワークもナイスだった。そしてこの傘も仁左さま何気なく置いたのにちゃんと良い向きになってるんだわすげぇ!って思ったよ。

『next to normal』3回目

もっかいAチームで観れて嬉しい。端っこだけど15列。これくらいだといいね。1921列とは臨場感も結構違う。

噛めば噛むほどだからもうちょっと観たい気もするけどまぁ消化不良っていう訳でもないからこれでMy楽でいいかな。前方席で浴びれなかったのは残念だけどね。友達と会えて少しだけ立ち話で感想を話せたのは良かった。(主にヘンリーが心配!という点についてw)


あ、ゲイブのTシャツ最初はブルーだったな。

I Am the Oneから紫になったと思ったけど照明?いや着替えた?

1幕最後の方はまたブルーに戻ってたと思う。


ナタリー最初はキャミも赤いのね。

薬やった後はモノトーンになってた。あぁそれもダイアナとシンクロしてたんだ。


ゲイブは家族みんなの間に生きてるんだな

I’m Alive の時みんなに語りかけてたし、あなたが僕を作ったってダンに向けて言ってた。ナタリーに向けても僕は消えないって言ってた。


白タキシードの時の歌、魅惑的だよな海宝くんのソフトな声もだけど、旋律?コード進行?がたまらんズルい感じ。


電気の歌、ナタリーちゃん私の頭の中で何してるの?って面白いよね。ファイザーのカスタマーオブザイヤーも笑っちゃう。このシーン、母娘がめっちゃ似た者同士な空気。Dr.マッデンと海宝くん看護師の怪しいダンスもついつい見ちゃう。


Tのゲイブほんとにポツンと取り残された幼い子供みたいでいたたまれない😢


記憶を取り戻したダイアナがナタリーと向き合った時、わぁ強くなったんだなって初めて思った。

ナタリーはそんな簡単に絆される訳でもなく「ママなんか信じない」と言うし、抱きしめられてもナタリーの手はダイアナの背中で躊躇ってる。良いリアリティだよ。

ダイアナは自分(とダン)がこれまで彼女に苦しみを負わせてきてしまったことを理解したね。彼女をダンスに行かせてあげねば、と。いま取り組むべきことはそれだ、と。

ナタリーも、normalを渇望するのをやめられた。


I Am the Oneリプライズ最高やった😭

ダン、ゲイブを亡くした時ものすごくつらかったんだ。キツすぎて自覚できないくらいに😭

あ、その前の壊れたIt’s gonna be good痛ましかった😔

あとそうだ、雑巾掛けはダイアナの自殺未遂後のお掃除なんだね😢


Dr.マッデン「闘おう」と言ってたな。まだ出来ることはある、と。


クレイジーもパーフェクトだし失敗もパーフェクトだしってヘンリーが言ってたのには救われる。

あんなめちゃくちゃだって家族の記憶がなくなってしまったことはやっぱり悲しかったように、人生を積み重ねることって尊いのかもな。

何にしろ、色を持って存在してることって尊い、って言うか。


全員並んで一歩踏み出して終わるラスト。

決して、明るい未来!って言ってるのではないのね。なんかちょっと一筋くらい光が見えたかなっていうとこ。


https://spice.eplus.jp/articles/300570

写真で衣装をけっこう確認できるし、色づかいについて記事中でも触れてくれてる!

やっぱゲイブの紫は照明でそう見えただけじゃないみたいだし、そうだ最初は青いアノラック着てたね。昆ちゃんと屋比久ちゃんの衣装違うんだ!ヘンリーもだけど。


ネクスト・トゥ・ノーマル〜自分なり解説〜 | 俳優、辛 源のブログ

これこれ。TENTHの時これ読んで色づかいの解説におぉ〜と思ったのだった。

今回読んでふむふむと思ったのは「回復を選択すること」の話だな。それは「コントロールを手放す」ことでもあるからキツいっていう話。前回の演出はアメリカチームだったんだね。



戯曲買ってあってよかったなー♪


本には衣装の色の指示は無いからあれは演出なんだね。「青い炎」は日本語版オリジナルの言葉だ。


重唱になってる部分の其々の歌詞を読んで拾えるから嬉しい。


あらーI’m Aliveでゲイブがナタリーのために薬棚の扉を開けてやってる!ナタリーふっと魔がさす感じだよね。劇ではナタリーに強い視線を送りながら歌ってたけど、棚を開けてやったりまではしてなかったと思うけど。


あぁ、外から差し伸べられた手が、ダイアナにとってはDr.マッデンで、ナタリーにとってはヘンリーだったのね。(でもヘンリーはプロのカウンセラーじゃないからさぁ💦)


そう、ゲイブの思い出の品々を整理しようとする時、なんでダンは行っちゃうんだよぉと思った。ふたりで一緒にその作業をすれば良いのにって。

ツラくてそれができないのはむしろダンだったんだね😭


あゝ赤ちゃんゲイブ「輝く青い目」をしてたんだ😢


「ここに居たい」はWish I were hereなんだね。I wanna stay hereではなく。

踏み出して行く勇気がないことを言ってるのかと思ってたけどここではそれじゃなくて、 "私は今ここにいない!"という叫びなんだ。

ダイアナもナタリーも普段は圧し殺している自分を電気ショックや薬物トリップの助けを借りて解放してるところなのね。

母娘でロックに歌った後、ママが病院から帰ってくる日にヘンリーに送ってもらった家の前でナタリーひとりで細く呟くWish I were hereは切ない。この家庭内では自分は透明で居場所がない、私ちゃんとこの家に存在したい、見てもらいたいそんな切望をまた心の奥底にしまい込んで、まるでヴェールを纏ったようになって帰宅するナタリー😢

やっぱシンクロ母娘だよねぇダイアナもずっと「まるで誰か他の人のことみたい」という感覚の中にいる。

あ、RENTのマークの「僕はどこにもいない」を思い出しちゃうな。


ナタリーはずっと「ママを助けなきゃ」とダンに言われながら育ってきてて、つまりママにもパパにもちゃんと見てもらっていない。

ヤングケアラーどころか、この世に生を受けた理由からしてそれだと言われちゃってるんだもん酷だよね😔

見て!見て!と歌で叫ぶ昆ちゃんと海宝くん互いに引けを取らぬ激しさ!


ほぉ、sexually frustrated soccer momですって。


あゝわたし勝手に、ワンオペ育児であの夜もダイアナはひとりで赤ちゃんを抱いて病院へ行ってという画を思い浮かべちゃってたんだよな💦(なんかそういうドラマなかったっけ?)違うんだ。オルゴールを見て記憶を取り戻したダイアナがWe played it for the baby. とか言ってるし😭あの夜もゲイブはダンの腕の中で亡くなったのかもしれないよ😔

ダイアナとダンふたりとも、And I was a child, Raising a child と歌ってるのが悲しいな。日本語では「子供だった。育ててた」だったかな。自分たちが未熟だったと言ってるんだ。


ダンが壊れたIt’s gonna be goodでオルゴールを叩きつけた後、ダイアナとナタリー下と上で其々にWhy stay?ってなるのか。そして返歌がダンとヘンリーのPromiseね。


とうとう現れたゲイブ。ダンに向かってUntil you name me, You can’t tame me. 「僕を操れない」って言ってた。


読んでみると、特に終盤丁寧に言葉(日本語)も聴き取りながらもっかい観たい気がしてきちゃうねー。でもチケット無いもんなぁ仕方ない。また再々演を楽しみに待つとしよう。



ヘンリーが心配💦って言ってたけど、あーでもねぇ、perfect for youとかpromise って心底言えちゃう若さ・エネルギーで世界は回っていくんだよね、とも思う。その屈託の無さはとても眩しい。

気休めかもしれないし若気の至りかもしれないけど、そこに嘘はなく、そういう気持ちや言葉によって人は動くのだ。他人を動かしもするんだよな。

人に、自分にもだな、期待すること。ね。

一緒に歩こうよって言ってもらうと嬉しいもんな。

結局そういうもので人生は彩られているんだよな。

期待すること・信じること・約束することとかって脆いよなと思うけど、よくよく考えたら結局そんなものの上でしか人間社会は成り立っていないのだわ。うん。そういうものを全部「どうせ」と思ってしまったら生きていけないんだよね。悲しい諦めではなくむしろ「意外とイケんじゃん」という感覚ね。

貨幣経済法治国家が成り立っていることと人が愛を誓うことの脆さは大して違わないじゃんね、実は。そう考えると、まぁまぁまぁ何とかやってけるんじゃないの?脆さについてそんなに嘆く必要はないよな、なんだかんだわりといい感じでやってるし世の中捨てたもんじゃないなってことも結構あるもんな、と軽やかに思えるかも♪


Aチームの方がダイアナとダンにリアリティ

と思ってたけど、確かに実年齢はNチームの方が近いんだよね(ナタリーやゲイブも)Aチームは私の中の"18歳くらいの子を持つ親"のイメージと合ってるってことかな。


私の中では今回なぜか両チームの違いを云々するモードにはなれてなくてすっかりAチームに上書きされてしまった感じなんだけど、とにかく浩暉さんのダンの印象があまりに強くてね。なんならこれダンが主役だよねくらいに思えちゃってる。

予想外にダンの物語が胸に響いちゃったんだよなー。TENTHの時にはあまり見えていなかった物語なのでね。

たぶん海宝くんの造形にもよるんだけど、ゲイブが最も求めてるのはダンに見てもらうことじゃない?と思った。

ゲイブはダイアナの投影なので、つまりそれってダイアナがダンに対し「喪失にちゃんと目を向けて」と訴えているってこと。

あるいはうゎ!あのゲイブ、ダイアナがゲイブの幻覚に惑わされてるというのすべて、実はダンから見えている幻覚でしたって言えない!?(衝撃の思いつきだわこれ)


https://twitter.com/theresonlyhere/status/1513334831027191810?s=21&t=GjxTxBKIAtblxS140v3xag

なるほどね、RENT→N2N→DEHという流れか。すべてマイケル・グライフ演出なんだ。


https://twitter.com/theresonlyhere/status/1515128329614991362?s=21&t=Lw19AjgHAtLLeb_5FjnV9A

ふむふむー。


「普通とは何か?」の問いかけが示す痛みと希望 ミュージカル『next to normal』上演中! | えんぶの情報サイト 演劇キック

とても丁寧な良記事。写真もたくさん!